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泉谷 閑示 Kanji Izumiya

1962年秋田県生まれ。精神科医、執筆家、作曲家、演出家。東北大学医学部卒業。

大学時代に音楽理論や作曲法の個人教授を受ける。東京医科歯科大学医学部附属病院、財団法人神経研究所附属晴和病院等に勤務したのち渡仏、パリ・エコールノルマル音楽院に留学。同時にパリ日本人学校教育相談員を務めた。帰国後、新宿サザンスクエアクリニック院長等を経て、現在、精神療法を専門とする泉谷クリニック(東京・広尾)院長。

その人ならではの個性を尊重し、ポテンシャルを最大限に引き出す独自の方法論を持つ気鋭の精神科医。日本全国はもちろん海外から訪れるクライアントも後を絶たない。自身の臨床経験から得た「頭・心=身体」という深い人間理解が、幅広い層から共感を呼んでいる。その活動は診療のみに留まらず、執筆や大学・専門学校等での講義や学会・カルチャーセンター等への出講の他、一般向けのセミナーや勉強会を独自に行い「自分らしく生きる、真に豊かに生きる」ための提言を行うなど、精力的に活動中。

舞台演出や作曲家としての活動も行なっており、「横手市民歌」やCD「忘れられし歌」(KING RECORDS)等の作品がある。

【音楽略歴】
幼少時よりピアノを始める。中学時代には全校生徒による音楽創作詩「十五野新堰の由来」においてテーマ曲の作曲・吹奏楽用編曲・総指揮を行なった。東北大学医学部在学中に作曲家・木村政巳氏に師事し、作曲法・和声学・対位法・管弦楽法・楽曲分析法を学ぶ。またジャズ・フュージョンのバンドを結成しライブ活動を活発に行った(A.Sax・作編曲担当)。

1988年、総合芸術イベント《ART‘88》(於:東京・恵比寿第2ファクトリー)において音楽監督をつとめ、自作の管弦楽曲「Remedies for Love」やオペラ・ダイジェスト(Ten.錦織健 Sop.塩田美奈子 管弦楽:東京大学音楽部管弦楽団 他)を指揮し、朝日新聞・BRUTUS等に記事が掲載される。

1995年、ヴァイオリニスト・石田あさみ氏の委嘱にてヴァイオリン曲「Nocturne for Violin and Piano」を作曲、秋田市にて初演。
1999年、Theatre Belle Epoque公演(ムーブ町屋・ムーブホール)にて、プーランク作曲のモノオペラ〈人間の声〉の演出と音楽監督をつとめ好評を博す。同年フランスに渡り、パリ・エコールノルマル音楽院に留学。ピアノ専攻科にてジャック・ラガード氏に師事。
2000年、歌曲集「中原中也の詩による3つの歌曲」を作曲、初演(秋田県雄勝町・オービオン)。
2007年、タイ・バンコクにて行なわれた日タイ修好120周年記念コンサートのために、弦楽四重奏とソプラノのためのメドレー「日本の四季」、日本歌曲等の編曲を担当(読売日本交響楽団主席奏者による弦楽四重奏団、Sop.森朱美 他)。その他、数多くの楽曲を声楽やピアノのために編曲している。
2009年、横手市教育委員会の委嘱により母校、横手市立十文字中学校の校歌を作詞作曲。2010年4月の開校式にて初演。
2010年、秋田県横手市の委嘱により市民歌を作曲。女声二部合唱版、混成三部合唱版、吹奏楽版を作編曲し、同年10月1日の市制五周年記念式典にて初演。全体演奏等を指揮。
2018年7月、日仏文化協会・汐留ホールにてワルシャワフィル・コンサートマスターのピョートル・ツェゲルスキ氏(Vl.)、ワルシャワ在住の奥住かをり氏(Pf.)によって「Nocturne for Violin and Piano」が再演。
2019年、「本物の思考力を磨くための音楽学〜『本質を見抜く力』は『感動』から作られる〜」をYamaha Music Mediaより上梓。
2020年、自らの作曲、編曲、ピアノ演奏・伴奏等を収録したCD「忘れられし歌 Ariettes Oubliées」をKING RECORDSより好評発売。

メディア出演、著作、作品リスト

【出演番組】
・『Q~わたしの思考探求』(NHK教育TV)
・『みんなでニホンGO!』(NHK総合TV)
・『ボクらの時代』(フジテレビ)
・『ニッポンのジレンマ』(NHK Eテレ)
・『Earth Dreaming~ガラスの地球を救え』(朝日放送ラジオ)
・『大竹まこと ゴールデンラジオ』(文化放送)
『ポズナーとウルガントの旅「着物の裏側」』(ロシアTV、チャンネル1)
『ABEMA Prime』(ABEMA TV)
・『あしたも晴れ!人生レシピ』(NHK Eテレ)
  他、ニュース番組等多数


【講演】
・学会、民間企業、企業セミナー、市区町村団体、NPO、カルチャーセンター、個人団体等で多数の講演やセミナー、勉強会の実績あり

【著書】
・『「普通がいい」という病』(講談社現代新書)
・『「私」を生きるための言葉 ―日本語と個人主義―』(研究社)
・『あなたの人生が変わる対話術』(講談社 α文庫)
 (旧:『こころをひらく対話術 ―精神療法のプロが明かした気持ちを通わせる30の秘訣―』)
・『反教育論 ~猿の思考から超猿の思考へ~』(講談社現代新書)
・『仕事なんか生きがいにするな 〜生きる意味を再び考える〜』(幻冬舎新書)
・『「心=身体」の声を聴く』(青灯社)
・『本物の思考力を磨くための音楽学』(yamaha music media)
・『「うつ」の効用』(幻冬舎新書)
 (旧:クスリに頼らなくても「うつ」は治る』(ダイヤモンド社)
・『なぜ生きる意味が感じられないのか 満ち足りた空虚について』(笠間書院)
・ 女性のための家庭医学書『ウィメンズ・メディカ』〈心の病気〉の章 (監修)(小学館)
・『図書』(岩波書店)、『本』(講談社)等の雑誌に多数寄稿

【CD】
・『忘れられし歌 Ariettes Oubliées』(KING RECORDS)


【映画】
・『徒花』(協力)


【連載】
・「8人に1人が苦しんでいる!「うつ」にまつわる24の誤解
     DIAMOND online (2008年9月-2009年10月) ・「現代人に突きつけられた「うつ」というメッセージを読み解く」
     DIAMOND online (2009年10月-2010年3月)
コラム「Dr.泉谷の人生相談」
     JAF Mate(一般社団法人日本自動車連盟会員向け月刊誌) (2017年5月-2018年10月)
・「シリーズ 生きづらさを感じている人たちへ:ささやかなメッセージ」       
      nippon.com(一般財団法人ニッポンドットコムの多言語web site) (2018年2-7月)
・「『心』のフタのはずしかた」
      日経ビジネスオンライン (2018年3-4月)
「芸術に『質』を取り戻す 生きる力を支えるのは本物の感動」全5回

     Executive Foresight Online (日立製作所ウェブマガジン) (2022年3月)


【インタビュー記事】
・VOCE(講談社)
・レタスクラブ(KADOKAWA)
・Oggi(小学館)
・Web音遊人(YAMAHA)
・月刊ピアノ
・intoxicate(Tower Records)
・Forbes JAPAN
・CD Journal(株式会社シーディージャーナル)
・TASK MONTHLY(タバコ総合研究センター)
・KEMULier
・GOETHE(幻冬舎)
その他多数

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